ファームウエア・バージョンアップ ユーティリティー マニュアル  (CT−3301 Rev1専用) ●[準備]  本ファームウエア・バージョンアップは、CT−3301 Rev1専用です。 本バージョンアップを、他のボードや異なるRevで動作させると動作不能になる場合 が有りますので、実行する前に、必ずボードの種別とRev Noをご確認下さい。また CT−3301RGBボードが同一マシン上に装着されている場合は、取り外して下さ い(CT-3301RGBボードはDevice_ID=0x3301が同一となります。/BオプションのBoard_ID を正確に指定することが可能であれば取り外して戴く必要はございません)。  本バージョンアップが実行できる環境(OS)は、Windows(95,98,ME,2000, XP)上のDOS窓、またはMSDOS、PC−DOS(及び、Windows95系のスタート アップディスク上のDOS)です。Windows上で実行の際は、他のプログラムを 全て終了させてから実行して下さい。 ●[実行]  実行の前に”FVU331.LZH”を、実行するディレクトリー内で、以下のコマ ンドで復元して下さい。     LHA e FVU331.LZH↓  ボードの動作が全て停止していること(連続取込や関連プログラムが動作していない こと)を確認した後、以下のコマンドを実行します。プログラムが動作している間に、 途中で止めたり、電源を切ったりしますとボードが動作不能になりますのでご注意下さ い(電源をOFFするまでは、何度でも書き込んだりベリファイを行うことができます が、動作不能になった場合元に戻せませんので、弊社工場に送付戴いての有償修理にな ります)。 FVU331↓ 一旦電源をOFFし、再度立ち上げると新しいファームウエアが有効になります。   ●[ベリファイ]  バージョンアップデータが正しく書き換わっているかどうかの確認、又は、現在の ファームウエアの確認は、以下のコマンドで行えます。(一旦電源をOFFする必要は ありません)。     FVU331 /V↓ ”verify OK”は、ボードに既に書き込まれているファームウエアと、同じで ある事を示します。 書込みに不安がある場合は必ず行って下さい。 ●[バージョンアップ内容]  ・ 初期修正。(2003.11.21) ・ Overflowインタラプトの誤発生を修正(2003.11.28)。  ・ 一部のマシンで起動時にパリティエラー誤発生で停止するバグの修正    (2003.12.9)。  ・ リセット回路修正(ブートスタートの速いマシンで立ち上げ時にハングアップす    る症状を修正 /2003.12.15)。  ・ 擬似NTSC信号の連続取込時のオーバーランの修正(2004.1.28)。  ・ 一部のマシンでの位置ズレの誤動作(1画素左)の修正(2004.2.27)。  ・ 一部のマシンで生じるLUTのセットミスの修正(CHECKSUM=7EEC、2004.4.21)。  ・ 一部の低速マシンでの位置ズレの誤動作(1画素左)の修正 (CHECKSUM=5111、2004.5.7)。  ・ BGR←→RGB対応(CHECKSUM=4478、2005.1.20)。