ファームウエア・バージョンアップ ユーティリティー マニュアル  (CT−3300A Rev1専用) ●[準備]  本ファームウエア・バージョンアップは、CT−3300A Rev1専用です。 本バージョンアップを、他のボードや異なるRevで動作させると動作不能になる場合 が有りますので、実行する前に、必ずボードの種別とRev Noをご確認下さい。  本バージョンアップが実行できる環境(OS)は、Windows(95,98,ME,2000, XP)上のDOS窓、またはMSDOS、PC−DOS(及び、Windows95系のスタート アップディスク上のDOS)です。Windows上で実行の際は、他のプログラムを 全て終了させてから実行して下さい。 ●[実行]  実行の前に”FVU330.LZH”を、実行するディレクトリー内で、以下のコマ ンドで復元して下さい。     LHA e FVU330.LZH↓  ボードの動作が全て停止していること(連続取込や関連プログラムが動作していない こと)を確認した後、以下のコマンドを実行します。プログラムが動作している間に、 途中で止めたり、電源を切ったりしますとボードが動作不能になりますのでご注意下さ い(電源をOFFするまでは、何度でも書き込んだりベリファイを行うことができます が、動作不能になった場合元に戻せませんので、弊社工場に送付戴いての有償修理にな ります)。 FVU330↓ 一旦電源をOFFし、再度立ち上げると新しいファームウエアが有効になります。   ●[ベリファイ]  バージョンアップデータが正しく書き換わっているかどうかの確認、又は、現在の ファームウエアの確認は、以下のコマンドで行えます。(一旦電源をOFFする必要は ありません)。     FVU330 /V↓ ”verify OK”は、ボードに既に書き込まれているファームウエアと、同じで ある事を示します。 書込みに不安がある場合は必ず行って下さい。 ●[バージョンアップ内容]  ・ 或タイミングでカメラにVりセットがかけられた時ブランキング信号にリセット    が掛からず、上部にブランキング画像が入る不具合の修正(2003.7.10)。  ・ STOP信号によるバグ修正(2003.8.7)。  ・ 前回修正(2003.8.7)により派生した、Vリセットによるランダムトリガ入力時に    、画像が横にずれるバグの修正(2003.8.28)。  ・ 外部トリガのコントロールによるframe_count制御のバグ、及び、取込終了が    TFCより1V遅れる場合があるバグの修正(2003.9.24)。  ・ ISFRの実行環境にWindows 2000,XP のDOS窓を追加(2003.10.29)。 ・ Overflowインタラプトの誤発生を修正(2003.12.1)。  ・ 一部のマシンで起動時にパリティエラー誤発生で停止するバグの修正    (2003.12.9)。  ・ リセット回路修正(ブートスタートの速いマシンで立ち上げ時にハングアップす    る症状を修正(2003.12.15)。  ・ 262H、263H/フレーム連続取込時のオーバーラン及び2:1インタレース 信号のAlternateでのフィールド取込時の位置ずれの修正(2004.1.30)。  ・ 一部のマシンでの位置ズレの誤動作(4/2画素左、8/10ビット時)の修正(2004.2.27)。 ・ 一部の低速マシンでの位置ズレの誤動作(4/2画素左、8/10ビット時)の修正 (CHECKSUM=DE7C、2004.5.7)。  ・ プログレシブ信号をAlternateモードで使用時のALTBビットのバグ(倍の周期で 変化)修正(CHECKSUM=18A4、2004.5.11)。