ファームウエア・バージョンアップ ユーティリティー マニュアル  (CT−3001RGB Rev3用) ●[準備]  本ファームウエア・バージョンアップは、CT−3001RGB Rev3専用で す。 バージョンアップ内容については、本書の後半を参照下さい。本バージョンアッ プを、他のボードや異なるRevで動作させると動作不能になる場合が有りますので、 実行する前に、必ずボードの種別とRev Noをご確認下さい。  本バージョンアップを実行する為には、MSDOS(PC-DOS)、又は、Window s95又は98、ME(上のDOS窓)が必要です(NT系OS--WinNT,2000,XP--上で は実行できませんので、上記の環境をご用意下さい。または、Windows95系のスター トアップディスクの立ち上げ後でも実行可能です)。 ●[実行]  実行の前に”FVUR3.LZH”を、実行するディレクトリー内で、以下のコマン ドで復元して下さい。     LHA e FVUR3.LZH↓  ボードの動作が全て停止していること(連続取込や関連プログラムが動作していない こと)を確認した後、以下のコマンドを実行します。プログラムが動作している間に、 途中で止めたり、電源を切ったりしますとボードが動作不能になりますのでご注意下さ い(動作不能になった場合元に戻せませんので、弊社工場に送付戴いての有償修理にな ります)。     FVUR31↓ ・・・ 水平方向取込位置=8画素左へ 新しいファームウエアでの動作は、一旦電源をOFFし再立ち上げを行うと可能にな ります。  また、元のデフォルト位置に戻したい場合は、     FVUR30↓ ・・・ デフォルト(出荷時)位置   ●[ベリファイ]  バージョンアップデータが正しく書き換わっているかどうかの確認、又は、現在の ファームウエアの確認は、以下のコマンドで行えます。     FVUR30 /V↓ ・・・ デフォルトのファームウエア     FVUR31 /V↓ ・・・ 位置補正のファームウエア ”verify OK”は、ボードに既に書き込まれているファームウエアと、同じで ある事を示します。 書込みに不安がある場合は必ず行って下さい。 ●[バージョンアップ内容]  ・ 画像の水平取込位置の補正。取り込んだ画像の右端が切れる(0近辺のブランキ ング領域のデータが入る)場合に、画像の取込位置を8画素左に移動します(メモリ内 の画像は右に移動)。